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今日気が付いたこと。職場のウサギ「ソラ」（メス）が発情期に入りました。正確に言えば、ウサギは年中発情期と言っても過言ではありません。補食動物が故に、常に「産めよ増やせよ」でなくてはならないので、交尾による誘発排卵だからです。つまり、いつでも妊娠可能ってな訳です。何度か出産を経験したソラですが、もう赤ちゃんを産むことはありません。オスウサギは去勢手術をしてしまったから。ってな訳で、ソラの発情期の得意技がズバリ「想像妊娠」！
ここ数年で既に１０回近くは想像妊娠を繰り返しています。ウサギはもともと想像妊娠をしやすいのですが、他のウサギと比較すると個体差がありますね。なぜ気が付いたかというと、朝にたくさ〜んあげたはずの牧草が、午後３時頃にはスッカラカンになっていたのです。「？」「お腹空いてたの？」と思いながらもまた牧草を足しました。で、気が付いたのは、なぜかいつもより多めに小屋に落ちているウサギの毛。「・・・まさか！」と思って個室（小屋の中に小さい部屋が２つあります）を開けてみると・・・Σ(ﾟДﾟ)ハッ！牧草が、そしてウサギの毛が山のように貯めてあるではありませんか！！思い起こせば、今朝様子を見たときに、やたらと気がたっていた・・・。
なお、ウサギは出産時に干し草や新聞紙など何でもつかって「巣」をつくります。母ウサギは自分の胸や腹の毛を口で引っ張って抜き、巣の材料にします。今回のソラもそうだったんですね。ってな訳で、私の目の前で、たった今あげたばかりの牧草をたくさん口にくわえて、個室に入っていくソラでした。
今日はちょっと専門知識になりましたが、ウサギの繁殖関係は謎が多いんですよー。人間じゃ考えられないことばかり。おもしろいな〜。写真は想像妊娠中のソラ（３年前）とその子どものあずき（当時生後３週間）。ちなみにソラはクッキーの娘、あずきはクッキーの孫に当たります。似てるでしょ？